カフェがなくなったら…市川草介|ぼくがスタバが大嫌いな理由
札幌のカフェ好きで知らない人はいないほどの人気カフェ「MORIHICO.」の創業者市川草介によるカフェ/コーヒービジネス書
第1章 「森彦」から「MORIHICO.」へ
第2章 コーヒー屋が大好き
第3章 コーヒーのある風景
第4章 コーヒービジネスという魔物
第5章 コーヒービジネスが教えてくれたもの
エピローグ コーヒー大学という構想
札幌のカフェ運営のトップランナーである「MORIHICO.」のオーナーによる各店舗の成り立ちからカフェを運営していくうえで必要な考え方、今後の構想と北海道発の成長企業の経営者の頭の中がわかる本。
こんな方におすすめです。
「MORIHICO.」が好きでたまらない方
カフェを経営している・したい方
企業のブランディングを学びたい方
第4章で企業のブランド戦略について書かれているが、カフェに限らず会社経営、店舗運営をしている者にとっては思わず唸ってしまう考え方が並んでいる。
その中でもモーニングセットを始めようとしたときのエピソードは秀逸。
「1500円のサンドイッチを作れ」
学生からビジネスをしている社会人まで全ての人に知ってもらいたい仕事の仕方、ブランド戦略。
私はこれをきっかけに経営の仕方・仕事の仕方が180度変わりました。
おすすめ度合い・・・85点
モリヒコ好きなことを差し引いても仕事・経営について実例を交えながら気鋭の経営者の考え方を学べる良著。カフェをこれから始めたい方、すでにカフェを経営している方はとりあえず読まないと損。
この本をスターバックスで読破したことは出来れば隠したいところ(笑)