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『10年後の仕事図鑑』の内容が3分でわかる

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『10年後の仕事図鑑』堀江貴文 ✖ 落合陽一

2018年4月に発刊されたメディアアーティスト 落合陽一と実業家 堀江貴文の共著の内容を3分でわかるように駆け足で解説していきます。

 

すべてが逆転するこれからの働き方

本書は7章にわかれています。

Chapter0では「なぜ今、人生のグランドデザインを考え直さなければいけないのか?」

激動の時代を生きていくために落合陽一・堀江貴文の二人が考えるこれからの時代についての考え方が書かれています。

 

Chapter1、Chapter5ではAIが人々の仕事を奪い、社会を刷新していく現状について。

Chapter2ではこれから「なくなる仕事」「減る仕事」を、Chapter3では「生まれる仕事」「伸びる仕事」を紹介している。

Chapter4では貨幣中心の経済から信用中心の経済へと変わっていくことについて。

Chapter6は自分の好きを基に世界を広げていく人生のすばらしさ、これからの時代の生存戦略が解説されています。

これからの時代の人生の羅針盤になる

今まで生きてきた時代よりも、これからの時代の変化が早いため、この先どうなっていくのか想像できないので不安になりますよね?

今を時めく落合陽一・堀江貴文の二人が「これからの働き方・お金・社会・人生」について予測されること、したほうがいいことをわれわれにさし示してくれているのがポイント。

一般人にはなかなか未来が予測できない時代に、これは今後を考えていく上での羅針盤のひとつになってくれるのが心強いです。

「遊ぶ」「働く」「学ぶ」三位一体の生き方

ホリエモン流の生き方「人生におけるすべてのアクションが、遊びとも、仕事とも、勉強とも解釈できる」

自分が楽しいと思うことを徹底的に極めていき、他人と差別化を行うことができれば、自分の楽しい・遊びが仕事になっていく時代なのだ。

この考え方は今までの時代を生きてきた私に、スッと入ってきました。ご飯を食べるための「ライスワーク」ではなく自分の人生を楽しむための「ライフワーク」。情熱や使命でする仕事を若い人だけでなく、みんなが目指せればいいなと思う。少なくともこの本を読んだ自分だけでもまずは目指して行動しようと思わせてくれる内容です。

著者 落合陽一 ✖ 堀江貴文

落合陽一:メディアアーティスト、筑波大学准教授

著書に「魔法の世紀」「超AI時代の生存戦略」「日本再興戦略」などがある

ジャーナリストの落合信彦を父に持つ。これからの日本を代表するであろう多彩な才能の持ち主。

 

堀江貴文:ホリエモンの愛称で知られる実業家。Twitterでは一般人に絡まれても罵倒しあうメンタルの持ち主。

近著に「ゼロ」「本音で生きる」「多動力」など

 

おすすめ度合い・・・70点

堀江貴文さんの著書を多く読んでいる場合は重なる内容も多いので、そのあたりは考慮する必要があり